2026年1月7日 国の登録有形文化財「旧長濱検疫所一号停留所」の活用候補者が「スターバックスコーヒージャパン(株)」に決定|横浜市長定例記者会見(令和8年1月7日)
登録有形文化財旧長濱検疫所一号停留所(厚生労働省横浜検疫所検疫資料館)(※以下、一号停留所)は、令和7(2025)年3月31日を以て、横浜市金沢区海の公園(※以下、海の公園)へ移築されました。
横浜市みどり環境局の話によると、移築完了後、防犯カメラ設置などの追加工事があるとのこと。また、今後、建物としての管理は、登録有形文化財であることも踏まえて、横浜市みどり環境局が執り行い、いずれ指定管理者が決まるとのことですが、その後、積極的な情報開示はありませんでした。
(記事「登録有形文化財旧長濱検疫所一号停留所の移築に関する近況報告(令和7(2025)年6月2日 現在)」で報告済み)
年が明けて早々の令和8(2026)年1月7日、横浜市長定例記者会見で、山中竹春横浜市長から1つ目の報告として、『国の登録有形文化財「旧長濱検疫所一号停留所」の活用候補者が「スターバックスコーヒージャパン(株)」に決定』があり、状況が大きく変化しました。
詳細は横浜市の公式ホームページの「横浜市長の部屋」で確認できます。
以下、それを引用しながら説明します。
市長定例記者会見(令和8年1月7日)
この中で関係するのは、以下の項目です。
報告
(1)国の登録有形文化財「旧長濱検疫所一号停留所」の活用候補者が「スターバックスコーヒージャパン(株)」に決定
また、この中に、二つの報告資料があります。
(1)【スライド資料】国の登録有形文化財「旧長濱検疫所一号停留所」の活用候補者が「スターバックスコーヒージャパン(株)」に決定(PDF:4,038KB)
(2)【記者発表】国の登録有形文化財「旧長濱検疫所一号停留所」の活用候補者が「スターバックスコーヒージャパン(株)」に決定
さらに(2)には「記者発表資料」があります。
記者発表資料
施設の活用イメージ
1ページ目下半分に、「施設の活用イメージ」として、以下のように説明されています。
「文化財としての価値を継続しながら、市民が気軽に歴史文化を感じることができるとともに、その雰囲気の中で飲食等を楽しむことができる施設として活用」
そして、活用案の具体的なイメージとして、
- スターバックスコーヒージャパン㈱が活用し、飲食や休憩ができ、憩える「飲食等スペース」
- 市、指定管理者、スターバックスコーヒージャパン㈱が連携して活用し、展示室としての活用やワークショップでの活用など、今後の協議により具体化する「歴史・魅力の増進スペース」
が構想・提案されています。2ページ目は、参考資料として「旧長濱検疫所一号停留所の概要」が示されています。
今後のスケジュール
【スライド資料】によると、「今後のスケジュール」として、以下のように説明されています。
- 令和8年1月~3月 活用内容等の詳細について協議
(「横浜市」、「海の公園指定管理者」、「スターバックスコーヒージャパン㈱」の3者) - 令和8年4月 「海の公園指定管理者」と「スターバックスコーヒージャパン㈱」で契約締結
- 令和8年4月~7月 内装工事
- 令和8年夏頃 施設オープン予定
今後の本会の対応
本会としては、一号停留所の検疫資料館としての利活用を推進していきたいと考えています。
まずは「令和8年夏頃のオープン」に向けての今後の推移を見守りたいと思います。
そして、その後も引き続き、横浜市緑環境局、海の公園指定管理者、スターバックスコーヒージャパン㈱、厚生労働省はじめ関係する各方面に対して、情報の開示と対話の機会を求めていきたいと考えています。
施工業者である株式会社アイチケンのホームページの情報
施工業者である株式会社アイチケンのホームページに完成直後の写真9枚と簡単な解説があります。
現時点で工事用塀が撤去されていないため、塀の外側からは建物の姿を十分に見ることができない中、美しい写真と端的な説明から、その外観を知るよい手がかりになります。
- 塗装について「大正期の塗装色を再現。海風などへの耐候性も考慮した塗装材を選定。」
- 玄関について「西側がメイン玄関。今後の利活用に向け、屋外にバリアフリー対応のスロープ・階段、入口に自動ドアを新設。」「東側玄関は、非常時の出入口としても機能。自動火災報知機と連動する電気錠を扉に新設。」
- 屋根について「主屋屋根はスレートで葺き直し、銅製雨樋を新調。」
などの説明があり、塀の外からではわかりにくい様子を知ることができます。






