横浜長浜「検疫資料館」の保存・利活用に関連した特別講演 (つづき) 7月24日(日)は、新型コロナウイルス感染拡大のため、延期(時期未定)します。(7/16 決定)
以下は、予定していた内容です。
横浜長浜「検疫資料館」の保存・利活用に関連した特別講演 (つづき) 7月24日(日)のご案内
主催 NPO法人野口英世よこはま顕彰会
理事長 田中常義
勉強会世話人 平山次清
NPO法人野口英世よこはま顕彰会は、NPO法人横浜金沢文化協会と連携して金沢区長浜にある検疫資料館(旧1号停留所)の保存のための署名活動を行い、更に利活用に関しても住民の皆様に参加いただく勉強会を過去4回開催して参りました。
第4回目は、野口英世よこはま顕彰会主催で「特別講演」と銘打って、各地の遺産等を活用した「まちづくり」について、自らも指導され経験豊富な米山淳一様による講演をお願いし、6月18日に開催したところですが、好評を博し、話し残された地元関係の「つづき」の講演要望が出されました。
つきましては、第5回勉強会を兼ねた「つづき講演」を下記のとおり開催しますので、前回に引き続きご参加頂ければと思います。米山氏からは、「楽しく、あせらず、末永く」という警句をいただきましたが、検疫所移転が年度内という状況もあり、若干急がせていただきました。
検疫資料館(旧1号停留所)を我が国の宝として保存し、更に我々の地元の「まちづくり」にも寄与できる利活用を考える上でも、視野を更に広げる意味でも大いに参考になるのではないかと思います。今回も30人という人数限定ではありますが、ご参加頂くようご案内させていただく次第です。
記
日時:7月24日(日曜日)14:00~16:00(13:30 開場)
場所:オフィスかなざわ(横浜市金沢スポーツセンター内)
〒236-0011 神奈川県横浜市金沢区長浜106-8
地図 http://www.yspc.or.jp/kanazawa_sc_ysa/category/map/
・駐車は近くのビアレで3時間まで無料
・ご希望があればSKYPEによる配信もいたします
収容可能人数:30名(マスク着用をお願いします)
申込先:世話人(平山)まで(hirayama-tsugukiyo-nr@ynu.ac.jp あるいは 090-4827-5184)
講演表題:「歴史を生かしたまちづくり」(つづき)
講演内容:次回は主として地元横浜関係(前回のものを添付します)
一般公開された時の検疫資料館(旧1号停留所)の写真も紹介します(世話人)
講師:米山淳一(よねやまじゅんいち)氏
公益社団法人 横浜歴史資産調査会 常務理事
講師略歴:
1951年神奈川県生まれ。獨協大学外国語学部英語学科卒。元財団法人日本ナショナルトラスト事務局長。現在、公益社法人横浜歴史資産調査会常務理事・事務局長。「歴史を生かしたまちづくり」を推進。また、地域遺産プロデューサーとして、全国の歴史的町並み、棚田、近代化遺産、鉄道遺産、絹遺産等の保存活用、歴史を生かしたまちづくりと観光を推進。長浜鉄道スクエア名誉館長、一般社団法人日本茅葺き文化協会理事、日本鉄道保存協会事務局長、シルクロード・ネットワーク協議会事務局長、NPO法人街・建築・文化再生集団理事。
著書/「地域遺産みんなと奮戦記」(学芸出版社)、写真集「上越線―四季を駆ける仲間たち」(河出書房新社)、「歩きたい歴史の町並 重要伝統的建造物群保存地区 全86カ所」(JTBパブリッシング)、「歴史鉄道酔余の町並み」「続・歴史鉄道酔余の町並み」 写真集「光り耀く特急ときの時代」以上(駒草出版)ほか。
【前回講演の概要】
<歴史を生かしたまちづくり> 米山淳一 2022年6月18日
1.英国に学ぶまちづくりの思想
シビックトラストの活動
ナショナルトラストの活動
2.日本の歴史的遺産保存
a 歴史的集落と町並みの保存(点から面へ、地域丸ごと保存)
b 近代遺産の保存活用(我が国の近代化に貢献した産業、交通、土木遺産)
c 重要文化的景観保存地区 2004年~現在約50地区選定
3.財団法人日本ナショルトラストの活動 1968年設立 観光資源保護
調査・保護・普及事業の推進 白川郷合掌民家の保存と活用ほか
4.歴史を活かしたまちづくり・実践編
◎飛騨古川
◎奈良まち(奈良市)
◎湖北の城下町(滋賀県)
◎元祖歴史を生かしたまちづくりは横浜(神奈川県)
◎重要伝統的建造物群保存地区の取り組み
近江八幡市八幡(滋賀県) 鹿島市肥前浜宿の町並み(佐賀県)
5.世界遺産は地域遺産
◎富岡製糸場と養蚕遺産の保全とシルクロード・ネットワークの推進