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2024年9月23日 顕微鏡体験教室を実施しました。

2024年9月23日 顕微鏡体験教室を実施しました。

 令和6(2024)年9月23日(月・振替休日)に、顕微鏡体験教室を実施しました。

 当会の事業目的の一つに、「次世代へ野口英世博士の偉業を伝え、科学する心を養う」があります。そのため、手作り顕微鏡や光学顕微鏡を使った顕微鏡教室を毎年数回実施しています。

 今回は、横浜市金沢区役所が募集した、「見にきて身になる! ミニ体験講座」に当会が応募して参加が認められたものです。主催は金沢区民活動センター“ゆめかもん”です。

 当日は、欠席もあり、人数は少なかったのですが、用意も含めて3時間以内との制約があり、少々忙しくもありました。

 会場の西金沢コミュニティハウスは、高台にある住宅地にあり、市内でも少ない小中一貫校の中学校にできたコミュニティハウスでした。

 施設の方々が、実施前に近隣町内会に300部を超えるチラシの回覧をお願いしてくださったり、当日も細部にわたってご支援くださったりするなど、大変お世話になり、ありがたいことでした。

 期待していた高齢者の参加はなく、参加者は中学生1名、小学生5名、付き添いの保護者の方3名、計9名と、やや少なかったのですが、皆さんが目を輝かせて口々に楽しかったと言ってくださいました。当会が目指すものと多少なりとも重なるものがあれば嬉しい限りです。

 ただし、1年生には言葉が難しかったとの感想がありました。今後に生かしていきたいと思います。

日時:令和6(2024)年9月23日(月・振替休日)10:00~11:30

場所:西金沢コミュニティハウス 2F 中研修室 ②

実施内容:
タイトル:「ビックリ! ビーズ玉が顕微鏡に」

1.参加者が簡単な顕微鏡を自作し、観察
 ビーズ玉をレンズとして、ペットボトルを使用して、いわゆる「レーウェンフックタイプの顕微鏡」を作り、ユリの花粉や蝶の鱗粉を観察しました。

2.光学顕微鏡でゾウリムシを観察
 初めに低倍率(40倍)でゾウリムシの動く様子を観察、次に試薬で繊毛の動きを止めて、高倍率(400倍)で単細胞生物のゾウリムシの細胞内器官(特に、余分な水分を排出する収縮胞のポンプ作用)について詳しく観察しました。

3.金沢区に残る検疫遺構と野口英世博士の足跡
 実習の前に、海外由来の感染症に先人たちがこの地(長浜検疫所)でいかに立ち向かったか。金沢区に現在も残る細菌検査室などの検疫遺構と当時の若き検疫医官補野口英世の活躍についてのお話がありました。

参考情報:
金沢区民活動センター情報紙「ゆめかもんニュース」
2024年8月・9月号
1面 ~ゆめかもん耳より情報~
   見にきて身になる!ミニ体験講座(全26講座)

見にきて身になる!ミニ体験講座(全26講座)
当会の顕微鏡体験教室の抜粋